外交部,中国は朝鮮半島の非核化を堅持
2016-01-11 15:16

外交部(外務省)の華春瑩報道官は6日の定例記者会見で「中国側は朝鮮半島の非核化という目標を揺るがず推進し、6カ国協議の枠組を通じた朝鮮半島核問題の解決を堅持する」と表明した。

華報道官は朝鮮の核実験に関する質問に「今回の朝鮮の核実験について、中国側は事前に何も知らなかった。朝鮮半島の非核化実現、核拡散の防止、北東アジアの平和・安定維持は中国側の揺るぎない立場だ。朝鮮半島および北東アジアの平和・安定維持は各国の共通利益に合致する。中国側は発言、政策、行動のいずれにおいても、朝鮮半島の非核化という目標の実現に向けて積極的に努力し続けている。現在の事態は、6カ国協議を早期再開し、朝鮮半島の核問題を6カ国協議の枠組で解決することの重要性、緊迫性、必要性を正に証明している」と指摘。

「事実が証明するように、6カ国協議は唯一の現実的で有効な解決の道だ。中国側は引き続き朝鮮半島の非核化という目標の実現を揺るぎなく推進し、6カ国協議の枠組を通じた朝鮮半島核問題の解決を堅持する。また、引き続き各国と共に建設的努力を払いたい」と述べた。

朝鮮の実験したものが水爆か原爆かとの質問には「中国側は核実験を行ったとの朝鮮側の声明に注意を払っており、現在専門家が研究・判断を急いでいる。中国側は朝鮮の再度の核実験に断固反対し、朝鮮側に対して非核化の約束を忠実に守り、情勢を悪化させるいかなる行為も止めるよう促す」と述べた。

「人民網日本語版」2016年1月7日

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