鄧偉総領事,東海日中貿易センター新春レセプションに出席
2017-01-23 20:56

    2017年1月19日、鄧偉総領事が東海日中貿易センター新春レセプションに出席した。今レセプションには東海日中貿易センター会長小澤哲氏、豊田自動車株式会社名誉会長豊田章一郎氏をはじめ約200名が出席した。

    鄧偉総領事は新年の挨拶をし、次のように述べた。昨年は世界経済が全体的に落ち込んだが、中国は新たな創造、協調、エコ、開放、共有という発展理念に基づき、経済の安定成長を遂げ、GDP成長率6.7%を実現し、目標値を達成し、世界の先頭に立ち続けている。中日は世界第二、第三の経済大国として、経済貿易交流が双方の関係において重要な分野である。近年、中日関係は複雑で敏感な問題による影響を受け、全体的に低迷しているが、両国の経済分野においては密接な交流を維持している。中部地区は日本の製造業の中心であり、現在4000を超える企業が中国で投資をしている。東海日中貿易センターは日本中部地区の対中経済貿易交流の促進のため大きな貢献をしている。今年は中日国交正常化45周年であり、中日関係は坂を上がり谷を超え、進まなければ後退するという正念場の段階にある。日本中部経済界にはこのチャンスを掴み、対中協力の新しい分野を開拓し、環境保護、介護等の産業への実行・協力を深化させ、相互ウィンウィン関係の実現に尽力していただきたい。

    東海日中貿易センター会長小澤哲氏は駐名古屋総領事館によるこの一年の支援に感謝を述べ、次のように述べた。中日両国の経済貿易協力は長年、両国関係の発展促進に力を発揮してきた。昨年、習近平国家主席と安倍首相がG20杭州サミットとAPECペルーサミットにおいて二回ほど会見しており、中日両国関係改善へ方向を指し示した。そして、日本経済界に両国関係改善への希望を見せた。中日両国は一衣帯水の隣国であり、対話交流を続けてさえいれば、互恵協力に新たな未来を切り開く事ができると信じている。東海日中貿易センターはこれまで通り中日経済貿易促進の橋渡しとしての力を発揮し、両国の実質的互恵協力を深める為に貢献していきたい。

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