鄧偉総領事,福井県を表敬訪問
2017-04-03 11:19

    2017年3月30日、鄧偉総領事が福井県を表敬訪問し、福井県知事西川一誠氏、福井県議長松井拓夫氏、福井市長東村新一氏とそれぞれ会見した。

    鄧偉総領事は会見中次のように述べた。福井県と福井市は長期に渡り対中友好協力を重視しており、中日両国民誰もが知る魯迅先生の日本留学時代の恩師藤野厳九郎先生も福井の出身であり、福井県も魯迅先生の故郷浙江省と1993年に友好都市を結んでいる。西川知事は団体を率い幾度も訪中しており、福井県と浙江省の政治、経済、人文、青少年交流の推進に積極的貢献をしている。現状の中日関係は改善は見られるが複雑で敏感な問題により、勢いはまだ弱い。積極的に双方地方民間交流を増やし、相互認識と理解を深めてほしい。福井県は福祉施設が充実しており、日本において”幸福度”が最も高い県と言われている。今年は中日国交正常化45周年であり、福井県にはこの機会に、福井県ならではの力を発揮してもいらい、高齢化対応、福祉、医療等の分野での対中協力を積極的に展開し、引き続き中国の地方交流と民間交流を深めるのに努め、両国民の相互理解と信頼を深め、ウィンウィンの関係の実現に尽力してほしい。

    西川知事と松井議長は福井県はこれまで対中交流の展開を重視しており、西川知事は一昨年三千人訪中団に参加し、県内日中友好議員連盟と浙江省人大は定期的な交流があり、20年来の交流は偉大な成果を生んだ。次世代の中日友好を養う為、福井県と浙江省は頻繁に高校生を互いに訪中させ、実際の生活、勉強を通して相互理解を深めている。福井県は今後も自身の力を発揮し、対中観光、福祉協力を深め、双方民間の親近感を増やし、地方の目線から中日関係の改善発展に貢献していきたい。

    東村市長は次のように述べた。福井市は1989年に杭州市と友好都市を結んだ。昨年はG20杭州サミットは成功を収め、この20年来の発展の速度には敬服している。近年、杭州市は代表団を福井に派遣し、”福井杭州友好公園”に友情の樹を植えた。双方は共同で小中学生国際作品展、杭州市”天眼杯”という国際少年児童漫画大会等一連の青少年友好交流イベントを共同開催している。福井市は中日国交正常化45周年を機に更に両市の友好協力を深める為努めていきたい。

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