劉暁軍総領事、中日国交正常化50周年記念・第17回桜二胡音楽会に出席
2022-04-10 12:00

 4月9日、中日国交正常化50周年記念・第17回桜二胡音楽会が名古屋市公会堂で開催された。駐名古屋総領事劉暁軍、日中友好会館中国代表理事黄星原、日本日中友好議員連盟幹事長近藤昭一、名古屋市副市長松雄俊憲、愛知県高浜市市長吉岡初浩、岐阜県関市市長尾関健治、東海日中貿易センター会長嶋尾正、日中文化協会理事長上山伸治、トヨタ自動車中国部長井上大介、中日新聞社取締役鷲見卓、時事通信社名古屋支社長松崎勝美、第16回名古屋中国春節祭執行委員会委員長林梅香など中日両国各界の代表らが出席した。

 劉暁軍総領事はあいさつの中で次のように述べた。中日両国は地理的に近く文化が相通じており、2000年余に及ぶ友好往来の歴史のなかで、音楽を含む各分野において両国は互いに学びあい、それぞれの発展と進歩を促した。今年は中日国交正常化50周年の節目であり、中日文化スポーツ交流推進年でもある。今回の音楽会のように、これからも多分野における両国のコラボレーションによって、中日交流の新たな感動と共感を生み出し、中日関係のプラスエネルギーになっていくことを期待している。

 二胡は中国の代表的な伝統楽器であり、日本の国民にも愛されている。近年、コロナ禍により、中日両国の民間交流に支障がもたらされたが、「音楽は世界共通の言葉」と言われるように、一緒に美しい二胡のメロディーを聞き、中国文化を楽しみながら、互いに交流を深め、心を一つにすることができると確信している。桜舞う季節に、本日のイベントを通じて、中国の文化に触れ合っていただき、相互理解が一層深まるよう、また、コロナが一日も早く終息し、共に希望溢れる春を迎えられるよう祈願する。

 松雄副市長はあいさつの中で、音楽会の成功を祝い、次のように述べた。桜二胡音楽会は17年間の歳月を経て、すでに名古屋の春の風物詩となった。今年は日中国交正常化50周年にあたり、今回の音楽会を契機に、日中の文化交流と相互理解が一層深まり、両国国民の友好的感情が増進されることを期待している。

 

 

  音楽会では、中日両国の二胡芸術家と愛好家が『春よ、来い』、『北京有個金太陽』、『荒城の月』、『風月同天』、『散歩』、『桜』、『万水千山総是情』などの曲目を披露した。南京民族楽団はオンラインで『金陵風韻』などの名曲を演奏した。

 


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