駐名古屋総領事劉暁軍、当面の中国経済情勢を紹介
2022-04-18 19:35

  4月16日、駐名古屋総領事劉暁軍が名古屋刃型株式会社設立30周年記念行事に出席し、当面の中国経済情勢を紹介した。日本衆議院議員近藤昭一、参議院議員有田芳生、参議院議員斎藤嘉隆、日本総合研究所所長寺島実郎、中部地方経済界の代表ら100人余りが参加した。

  劉暁軍総領事は次のように述べた。現在の国際情勢は複雑で厳しく、不確実性増している。世界の主要経済体である中日両国は政策協調を強化し、互恵協力を深め、ポストコロナ時代のグローバルな課題に共に対応すべきである。今年は中日国交正常化50周年にあたり、半世紀以来、中日経済関係は全体的に発展の勢いを維持し、協力・ウィンウィンの良好な局面を築いた。中日関係の発展は両国人民に確かな利益をもたらし、アジア太平洋地域の発展にも活力を注いできた。近年、中日経済貿易協力は強靭性を示し、コロナ禍の中でも連続で過去最高更新し、世界経済の回復に安定性とプラスのエネルギーを貢献した。

  劉暁軍総領事は次のように指摘した。これから中国は対外開放の更なる深化、新たな発展パターンの構築、質の高い発展実現を力強く推し進めていく。中国経済は巨大な市場規模、健全な産業構造、イノベーション能力の向上など複数の優位性がある、中国の発展は強靭性潜在力を備え、見通しも明るい。中部地区は日本製造業の中心であり、長年にわたり中国の改革開放に積極的に参加し、自身の発展を促進してきた。新たな情勢の下、中部地区の経済界が中国市場のチャンスを掴み対中交流を積極的に展開し、新たな協力モデルを模索し、中日経済交流の明るい未来に一層貢献することをを期待する

  日本側の出席者からは、中日との経済協力に期待を寄せ新時代の日中関係の発展に力を尽くしたいとの意向が示された。


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