駐名古屋総領事楊嫻、愛知県日中友好協会会長後藤泰之を表敬訪問
2022-09-20 18:00

  9月20日、駐名古屋総領事楊嫻が着任挨拶愛知県日中友好協会の後藤泰之会長を表敬訪問した。名古屋市日中友好協会会長石田秀翠、愛知県日中友好協会副会長原田泰浩らが同席した。

  楊嫻総領事は次のように述べた。愛知県はピンポン外交」の発祥地であり、愛知県日中友好協会は中国と特別で深い絆があり、故後藤鉀二先生と後藤淳先生は中日友好と両国国民の友好感情の増進に多大な貢献をした。昨年は「ピンポン外交」50周年にあたり、われわれは手を携えて記念イベントを開催し、先人の功績をしのび、国交正常化の初心を振り返り、「ピンポン外交」の精神を継承し、中日友好のメッセージを内外へ発信した。両国の青少年積極的にイベントに参加し、中日友好を語った

  楊総領事は次のように指摘した。今年は中日国交正常化50周年、来年は中日友好平和条約締結45周年にあたり、総領事館は日本中部地区の各界と手を携えて、多彩な記念行事を開催し、青少年を含む中日民間の往来を積極的に支持し、より多くの中日友好事業の後継者と担い手を育成していきたい。愛知県と名古屋市日中友好協会に、引き続き「民をもって官を促す」という中日関係の優れた伝統を発揚し、中日関係の健全で安定した発展のために民間の力を貢献することを期待している。

  後藤会長らは次のように述べた。新型コロナウイルス感染症は日中両国の人的往来を大きく妨げており、双方の国民は正確かつ客観的な認知を欠き、好感度が低い状態にある。これを深く憂慮している。ポストコロナ時代に向けて、総領事館との協力を強化し、両国国民、特に青少年の対面での交流をできるだけ早く再開し、中日関係の良好な雰囲気づくりに努め、中日友好をバトンタッチしたい。

  会見後、楊総領事は後藤会長らと一緒に淳和記念館を見学し、「ピンポン外交」の歴史を振り返った。


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