横浜で第6回中日財政相対話 実務協力の深化強調
2017-05-08 16:48

    第6回中日財政相対話が6日、横浜で行われた。日本の麻生太郎副首相兼財務相と中国の肖捷・財政部長が共同議長を務め、両国の財政省と中央銀行の高官が出席した。

    両財政相は次のように一致して確認した。中日財政相対話は双方にとって重要な意義があり、両国のマクロ経済情勢・政策面の意思疎通の深化と財政・金融協力の強化に役立つ。マクロ経済政策について交流し、互いに参考にすることで両国の構造改革を積極的に推進する必要がある。双方はマクロ経済政策の意思疎通と協調を深め、重大な国際経済・金融問題について協議することを約束した。

    双方は次のように強調した。両国間の財政・金融実務協力を一段と深め、協力レベルを高め、経済・貿易、投資分野の協力を支援する必要がある。5日開かれた東南アジア諸国連合(ASEAN)・中日韓(10+3)財政相・中央銀行総裁会議および中日韓財政相・中央銀行総裁会議が成功を収め閉幕したことを歓迎するとともに、今後、密接な協力を一段と強めることで合意した。

    両財政相は第7回対話を来年、中国で行うことで合意した。双方は共に関心を寄せる問題について共同研究し、研究成果を財政相対話に対し報告することで合意した。

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