駐名古屋総領事楊嫻、「中日新聞」に署名入り文章を寄稿
2026-04-29 18:00

  4月26日、駐名古屋総領事楊嫻は「中日新聞」に「発展により世界に確実性とプラスエネルギーを」をテーマとして、署名入り文章を寄稿しました。全文は以下の通りです。

  先月、中国の全人代は北京で成功裏に開催され、過去5年間および昨年度の成果を総括し、今後5年間の質が高い発展の新たな青写真を描きました。日本を含む世界各国から高い関心を集めています。

 過去1年、中国経済は圧力に耐えながらもより良い方向へと前進し、強靱(きょうじん)性と活力を十分に示しました。GDPは前年比5%増で140兆元(約3220兆円)を突破しました。一連の重要な民生プロジェクトや大規模設備更新、消費財の買い替え拡大で、延べ3億6600万人に恩恵をもたらしています。交通インフラの質的向上も進められており、高速鉄道の営業距離は5万キロを超え人口50万人以上の都市の97%をカバーし、そしてほぼすべての農村部で舗装道路を整備しました。

 中国はイノベーション戦略の下、人工知能、スマートロボットなどの新興産業の育成に力を入れています。「Deep Seek」や「Seedance 2.0」などの国産大規模オープンソースモデルは各国の人々に創作や開発の可能性を提供しています。人型ロボットは研究室から工場、介護、医療などの現場へ本格的に進出しています。

 今年の「春節聯歓晩会」では、人型ロボットは武術、歌舞などのパフォーマンスを披露しました。泰山景勝地で、ロボット犬は120キロの荷重を背負い、7千段以上の山道を登ることができ、毎年2.4万トンのゴミの運搬作業を担当しています。

 先週末、人型ロボットが走るハーフマラソン大会が北京で開かれ、100余りの参加チームの中で40%超のロボットが「遠隔操作型」から「自律走行型」へ進化し、1位となったロボットは人間の世界記録を上回る50分26秒を記録しました。

 中国は高水準の対外開放を拡大し、国際貿易情勢が急変した中でも、貨物貿易規模は8年連続で世界一を維持し、150以上の国・地域の主要な貿易相手国となっています。昨年中国に入国した外国人観光客は前年比17%増の延べ1億5千万人を超え、うちビザ免除の観光客は延べ3千万人に達しました。多くの観光客は空っぽのスーツケースで中国を訪れ、現地での「爆買い」を楽しみにしています。

 中国は世界のグリーン発展における揺るぎない行動派で、重要な貢献者でもあります。非化石エネルギーによる発電量比率は40%を超え、消費電力10キロワット時のうち約4キロワット時がグリーン電力となっています。新エネルギー車(NEV)の生産・販売台数はともに1600万台を突破し、新車販売の約2台に1台がNEVです。そして、世界最大のEV充電ネットワークを整備し、5台につき2基の充電スタンドを有しています。現在、世界的なエネルギー危機と燃料価格の高騰を背景に、中国のグリーン発展への転換は世界に信頼できる「中国モデル」として貢献します。

 今年は「第15次五カ年計画」のスタートの年であり、中国は引き続きイノベーションで発展を牽引(けんいん)し、開放によってチャンスを共有し、世界に確実性とプラスエネルギーを絶えず注ぎ込んでいきたいと思います。


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